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【現役歯学部生が教える】医療系大学の現実

こんにちは、ちょっとおなまけな現役大学生、こはぎです。

実は私は現在歯学部に通っています。「医療系に進みたい」と少しでも考えている高校生をはじめとする皆さんに、医療系大学のあるあるや現実についてお伝えすべく、医療系大学生だからこそ書けることを赤裸々に詳しく書いていきたいと思います。

医療系大学の悪いところ

まずは医療系大学の悪いところ…というか大変なところについて書いていきます。

目次

とにかく勉強が大変

これに限ります。とにかく勉強しなければいけません。毎月のように課される試験やレポート、課題などなど。とにかく勉強させられます。大学によって厳しさは様々ですが、1つでも単位を落としたら留年させられてしまうところがほとんど。私の周りには「受験生の頃よりも勉強してるもしれない」なんて言っている人もいます。

留年の恐怖と戦いながら勉強する場面もあり、メンタル面もかなり鍛えられます。しかしそのつらさゆえに途中で大学をやめてしまう人もある程度いるのが事実です。

正直、真面目でなく勉強が苦手だという人にとってはなかなか厳しい環境かもしれません。要領のいい人、真面目な人(真面目に授業に参加し最低限の努力をしていたら、成績が悪くても救済してくれることは多いと思います)、意志があって努力ができる人なら心配する必要はありません。

進級や卒業が厳しい大学がある

進級の厳しさはかなり大学によります。学年で何十人と留年してしまうような大学もあります。ひええ…

また、同じ学年で二度留年したら除籍される、など大学独自のルールもあるので、確認しておく必要があります。留年や除籍をたくさん出すような大学を選んでしまうとしんどいですから。

志望校を決める際は、進級が厳しいかどうかも1つの視点としてもっておくべきです。めちゃくちゃ落とされる大学で試験を乗り越えるのは本当にストレスフルです… 。

国家試験の勉強がしんどい

医療系大学に進んだら、最終学年に国家試験を受けて国家資格を取得することがほとんどだと思います。もちろん国家資格を取れることは喜ばしいことではありますが、そこまでの道のりは決して楽ではありません。

1年に1度しかない試験で結果が振るわず国試浪人になってしまう人も少なからずいます。普通の大学では就活で内定が決まった後遊びまくれる時間がある人もいますが、国家試験は大体卒業年度のラストの時期にあり、そこまで勉強をしなければなりません。

長期休暇が短い

個人的にかなり嫌なのがこれです。一般的な大学生で夏休みが2か月とかそれ以上あるところも多いと思うのですが、医療系大学の夏休み、春休みなどの長期休暇は短く1か月程度やそれ未満なことが多いです。それも長期休暇明けに試験があることも多々あります… 。

自分がまだ課題やら試験やらでひーひー言っている7月のはじめや半ばとかに一般の大学に行った友人の「夏休み開始!」ストーリーを見るのはかなりしんどいところがあります。

実習が大変

医療系の学部に実習はつきもの。よく聞くことだと思いますが、実習はかなり大変です。よくわかっていない状態で患者さんのいる現場に出たり、よくいるお局的な教員や現場医療者から嫌味を言われたり…。

通らなければいけない道だとわかっていても、実習のストレスはかなり大きいものです。

閉鎖的な環境

医療系学部あるあるですが、学部・学科の人数が少なかったり総合大学でも他の学部とキャンパスが離れていたりすることもあり、閉鎖的な環境になりがちです。

どう閉鎖的かというと、村社会と言いましょうか…授業も必修がほとんどなのでいつも同じメンバーと会うことになりますし、狭いコミュニティなのですぐに噂も広まります。

私はそれ故に外部の団体に入って活動したりしています。ただそういうのをよく思わない、みたいな人も結構いるのが現実です…。総合大学に通っている人ならよくある話だと思うんですけどね。

医療系大学のいいところ

手に職をつけられる

そもそも多くの人がこれに魅力を感じて医療系を志すのではないかと思います。国家資格をもっていれば転職も難しくないですし、一度辞めてしばらく休んでもまた別の職場で働くことができます。「安定志向」の人にとってはうってつけの進路ですよね。

かくいう私も「資格」に大きな魅力を感じたことを理由の1つに、医療系大学に進学しました。自分自身が結婚や出産という女性特有のライフステージを迎える可能性を考えた上で、資格を持っていることは強みだろうなと思ったからです。

人や動物の健康に携わる仕事に就くことができる

「健康」や「いのち」に直接的に関わるような仕事は大変ではありますが、その分やりがいも大きく、感謝される場面も多いです。

やはり「ありがとう」と言ってもらえると人間は嬉しいものですよね。医療系のお仕事はいい意味で「やっていることがわかりやすい」ため、そう言ってもらえる場面が多いと思います。

いわゆる”就活”がない

これは「手に職をつけられる」という点とかなり深く関わる点ですが、医療系の仕事では一般の大学生が乗り越えるような「ザ・就活」のようなものはないことが多いです。

医学部や歯学部では国試を受ける前に「マッチング」というコンピューターシステムによる組み合わせから研修先が決まります。研修が終わった後の勤務先も、見学や面接などはありますが就活ほどハードなものではありません。(人気の病院などはなかなか選考が厳しいですが…)

学生でいられる時間が長い (医学科/歯学科/薬学部/獣医学科など)

これは個人的にかなりのメリットだと思っています。6年制の大学だと「6年間」学生でいられるわけで、その間は社会人程の責任や日々の仕事なしに好きなことをして過ごすことができます。

もちろん勉強は大変なので、それをこなした上ではありますが、だらだら過ごすのもよし、遊びまくるのもよし、何か別のことに挑戦するもよし。私は学生のうちに、皆が自分のことを「ちょっと好きになれる」お手伝いをしたいという思いから、このサイト運営をしています。

意外といろいろな進路がある

医学部の人は医師にしかならない、歯学部の人は歯科医にしかならない、看護学部の人は看護師にしかならない…と思っている人は多いのではないでしょうか?意外とそんなことはありません。

そもそも医療系の職種にもそれぞれいろいろな働き方があります。常勤で働いたり非常勤で働いたり、開業をしたり。

最近では起業をしたりベンチャーで働いたりしている人も少なくありません。今医療系の大学にいるという人、目指している人は、どんな進路があるのか、どんな働き方をしている人がいるのかを是非是非調べてみましょう。

医療系大学あるある

ここからは、医療系大学の個人的あるあるを書いていきます。別によくもなく悪くもない、医療系大学に通う人で共感してくれる人が多いであろうあるあるネタです(笑)。

イメージしていたキャンパスライフとのギャップにショックを受ける

医療系大学で、ドラマや漫画で描かれるようなキラキラキャンパスライフ…!に憧れてはいけません(笑)

というのも、空きコマや全休なんてないに等しく、レポートや試験、勉強、実習に追われる日々。大学生活のかなりを勉強に捧げることになります。

しかし要領をつかめば医療系大学でも楽しく遊んだり色々なことをやったりできます。慣れが大事です。

試験前、落単の不安に襲われる

楽観的な性格の人はさておき、少しでも心配性の気質がある人はこれはあるあるだと思います。

明日の試験落ちたらどうしよう、それで再試も落ちたらどうしよう、、なんて考えてしまうので心に悪いです(笑)

大学生活は長いですし、試験も何度もあるので、あまり思いつめてしまわないようにすることも大切ですね。

お金持ちが多い

医学部、歯学部では特にあるあるかもしれません。医師や歯科医師の娘・息子の多さといったら…!

お金持ちの子と仲良くなると金銭感覚の違いにたまに戸惑うこともあります。私の仲良くしている子たちもかなりお金を使うので、バイトしまくらないと私のお財布はもたないです…(泣)

金銭感覚の合う子たちと仲良くなることも、無理しすぎない大学生活を送るためには大事かもしれません!

たまに自分のした進路選択に自信がなくなる

「意外といろいろな進路がある」とは言ったものの、やはり医学部を卒業した人は医学に関係する仕事をしますし、歯学部を卒業した人は歯学に関する仕事をする傾向が高いです。法学部を卒業した人が法に関係ない仕事をしたり、文学部を卒業した人が文学とは関係のない仕事をしたり、といったことはとてもよくあることですが、やはり医療系の学部を選んだからにはその道からは逸れられないことが多いと思います。

私自身歯学部に入学して2年と少しが経ちましたが、たまに「歯学部でよかったのかな」と思うことがあります。大学入学時に自分の進路をここまで狭めてしまってよかったのか、と。案外そう悩む医療系大学生は多いです。高校卒業時点で自分の進路をこれと決めて突き進むのが簡単ではないことは当然です。入ってみて「やっぱり違った」と思い他学部に入学する人がいるのも事実です。

おわりに

医療系大学に対するイメージは湧きましたか?医療系大学生の現実をお伝えいたしました。いろいろ書きましたが、どんな大学生活を送るか、進路に進むかは人それぞれ。「医療系大学に入りたい!」と思ったいる人たちにとって少しでも参考に慣れたら嬉しいです。

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